白髪染めの天然素材ヘナってどんなもの?

ヘナとは、エジプト、インド等の乾燥した水はけのよい丘陵に育つミソハギ科の低木植物です。
昔から、このヘナの葉を乾燥させて粉末状にし水で溶いたものが染色として使われていました。
この中に含まれている色素がタンパク質と絡み付くことにより、髪が染められていくのです。
かつてはクレオパトラもこれを用いて、今で言うマニキュアの代わりにしていたと伝えられています。
このヘナを使用したものが、今巷に出回っているヘナの白髪染めです。
酸化染毛剤に含まれるような刺激物やアレルゲンを含まず、自然の原料で白髪が染められるという事で、アレルギーの発生する確率が非常に低く、肌の弱い方でも染めることができる商品として人気が高まっています。
ヘナで染めた場合、黒髪はブラウン系に、白髪はオレンジや赤茶系になります。
白髪が少なめの方や赤茶色に染めたい方には、ヘナでの白髪染めがおすすめです。
白髪が多い方や黒髪系に染めたい方は、ヘナ単独での白髪染めですとうまく染まりません。
この場合は、ヘナで染めるのに加えてインディゴで染めることにより、黒髪に仕上げることができます。
このヘナにもデメリットがあります。
ひとつは、染めることができるカラーの種類です。
ヘナのみだとオレンジや赤茶系に、それにインディゴを加えると黒髪に仕上がりますが、それ以外の色に染めるのは難しいことです。
ヘナなどで白髪を染めることに慣れている方は、それぞれの配合比や染め方で色合いを調整しているようです。
ですが、これから始めようとしている方の場合は、かなり苦労するのではないかと思います。
市販のヘアダイやヘアマニキュアのように、様々な色合いから選びたいといった場合には、あまりおすすめできません。
二つ目は、実際の染め方にあります。
ヘナで白髪を染めていく流れは次のとおりです。
・ヘナはまずお湯で溶かしてペースト状にします。
(場合によってはそのまま1日放置します。
)・ペースト状のヘナを頭髪にまんべんなく塗っていきます。
・塗った後数時間放置し、最後に洗い流します。
この場合、準備から染め終わるまでに数時間から1日の時間がかかります。
ヘアダイやヘアマニキュアなら準備を含めても1~2時間程度で終わりますので、この点が手間になります。
他の白髪染めの方法と同様にメリットとデメリットがありますので、ご自分のライフスタイルやご希望のカラーを考慮して選ぶようにしてください。